スタジオジブリの映画は本当にオモシロいものが多く、いつみても色あせない。
子供もかなり面白く見ている物が多く本当に名作揃いです。
その中でも、スタジオジブリのアニメ映画は別格といっても過言ではないです。
スタジオジブリの作品は、非常に有名なものも多く親子で楽しめるような明るくそして深いストーリーが多いです。
今回はスタジオジブリのアニメ映画を公開順に紹介していきます。
スタジオジブリのアニメ映画は動画配信サービスでは、配信されていません。
TSUTAYAディスカスでは、ジブリの映画が宅配レンタルで借りれます。
ちなみに、ジブリ映画は動画配信されていない作品が非常に多いです。
年代別に見ても本当に面白い作品だらけ。
スタジオジブリの親子で見たい作品
出典:https://plus.google.com/112989695956655410470/photos
- 風の谷のナウシカ1984年
- 天空の城ラピュタ1986年
- となりのトトロ1988年
- 魔女の宅急便1989年
- 紅の豚1992年
- 耳をすませば1995年
- もののけ姫1997年
- 千と千尋の神隠し2001年
- ハウルの動く城2004年
- ゲド戦記2006年
- 崖の上のポニョ2008年
- 借りぐらしのアリエッティ2010年
- 風立ちぬ2013年
いやぁ見ただけでわくわくしますね。
スタジオジブリの作品って何回見ても新しく気付けることがあるし、ものすごく面白い作品が多いですもんね。
なんといっても、ストーリーや背景、設定などどれをとっても深い。
宮崎駿監督も引退撤回し、新作も公開されるということなのでそれも合わせて紹介していきます。
風の谷のナウシカ(1984年)
文明を崩壊させた「火の7日間」という最終戦争から1000年、汚染された大地に異形の生態系(巨大な菌類の森「腐海」や、腐海を守る「蟲」と呼ばれる巨大昆虫たち)が出現。テリトリーを拡げていく腐海の瘴気の放つ毒に衰退した人類が怯える、荒廃した世界が描かれている。
感想
実は、スタジオジブリが開設される前の作品です。
今も色褪せない作品が多いですが、スタジオジブリの原点となっています。
世界観がすごいのなんの。
火の七日間と言われていますが、やっぱり戦争をどこの国も始めるといずれはこのような世界になっていってしまうのではと?
深く考えさせてくれます。
人間の儚さと人間よりも環境に適応した虫たちの進化。
ストーリーや設定も凄く続きが気になる~って人はマンガもおすすめ。
子供の反応
子供ながらに考えながら見てくれます。
最初にこの世界は今住んでる所なんだよってことを教えてあげると、より考えてみてくれました。
何回も見たがるってことは、子供でも惹きつける魅力がある作品なのでしょうね。
天空の城ラピュタ(1986年)
少女シータは、政府の特務機関に捕らえられ飛行船に乗せられていた。彼らの狙いはシータが亡き母から受け継いだ、謎の青い石だった。そこへその石を同じく狙う海賊ドーラ―家の襲撃があり、逃げようとしたシータは誤って飛行船から落ちる。シータは石が放つ不思議な光に包まれて気を失いながらゆっくりと落ちて行き、鉱山で働く少年パズーに助けられる。
感想
パズーとシータの関係性がなんとも言えません。
この作品はやっぱりパズーあってこその作品じゃないかなと個人的に思っています。パズーの父親はラピュタ発見の詐欺師という汚名を着せられたまま亡くなってしまったため、その汚名を晴らそうと自作の飛行機まで作るという素晴らしい感性の持ち主。
シータと出会い飛行石が示す天空の城ラピュタを巡りストーリーが展開していく素晴らしい作品。
子供の反応
子供も笑いながらも、ドキドキした表情で見てくれますよ。
パズーの勇気ある行動にすっげーとあこがれていました。
この作品を見た後は、でかい雲を見るとラピュタ!!と言ってしまう。
純粋な心が子供の素敵な所。
余談ですが、飛行機で旅行に行く時に、子供は嫌がってたんです。
ですので、ラピュタを探しに行こうと言ったら意外に乗ってくれました。
となりのトトロ(1988年)
小学生のサツキと幼いメイは、母の療養のために父と一緒に田植え頃の農村へ引っ越してくる。引越し先の空き家には小さな黒いオバケが沢山住んでいた。それは子供にしか見えず、害もなく、人が住み始めるといつのまにか居なくなるという不思議なおばけ。
二人は入院している母に、オバケのことを報告する。母がオバケ嫌いであることを心配したが、少しも怖がらずに「自分もオバケに会いたい」と言ってくれる母を見て、心強さを感じた二人は母が早く退院して一緒に暮らせることを願う。
感想
トトロは純粋な子供にしか見えないんだね。
何とも不思議な生物のトトロですが、非常に優しい。
メイちゃんとさつきにしか見えていない部分に関しては、何か意図でもあったのかな?
トトロに関する裏設定を推測する人が多数出たこの作品。
まっくろくろすけなど、子供を引き付けるキャラクターが多数出演しています。
この作品はお母さんが病気になっていて、小さいながらも一生懸命母親変わりをしているしっかり者のさつき(本当はお母さんに甘えたいってとこもグっときます)とお母さんに甘えたいのに甘えられないメイちゃんの心情が描かれている所ですね。
寂しい思いは、子供にさせてはいけないな。って考えさせられます。
そして、小さいからこそ無謀な行動をしてしまうし、目を離してはいけないってわからせてくれる作品です。
子供の反応
子供は、キャラクターに魅了されちゃいます。トトロが不思議なんでしょうね。
夢のある行動に夢のあるキャラクターが出せる世界観だからこそ子供に根強い人気がある作品です。
魔女の宅急便(1989年)
とあるのどかな田舎町に住むキキは、魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子。『魔女として生きることを決意した少女は、13歳の満月の夜に魔女のいない町を見つけて定住し、魔女の修行を積むべし』という古くからのしきたりに従って旅立ち、海の向こうの町コリコにたどり着く。
感想
魔女の宅急便に関しては、キキが魅力的すぎるんですね。キキは魔女の血を受け継いでいるためその能力で魔女の宅急便というお店を開いたというストーリー。
話の展開がスムーズで非常に見やすい作品。
宮崎駿監督の映画は、話がすっと頭に入ってきてあっという間に時間が過ぎてしまう。
魔法が使えなくなるところから、魔法が使えるようになる瞬間が大好きな作品です。
あの観衆全員を味方にする感じがたまらない作品です。
子供の反応
もうずっとね。ほうきに乗りたがります。
これを見た後はほうきや長いものにまたがるかわいい姿を見せてくれますよ。
紅の豚(1992年)
深紅の飛行艇を駆る豚のポルコ(本名はマルコ)は、かつてイタリア空軍のエースだったが、今はアドリア海の小島に隠棲し、空中海賊(空賊)退治を請け負う賞金稼ぎとして生きていた。マンマユート団たち空賊連合は、いつも商売の邪魔をするポルコを目の敵にしている。ある晩、昔馴染みのジーナが営むホテル・アドリアーノに出かけたポルコは、米国製の飛行艇を操るアメリカ人カーチスに出会う。カーチスは空賊連合が雇った用心棒だった。
感想
マルコがカッコいいんですよ!!
姿は豚なれど姿がどうであれ、マルコさんかっこいいんです。
この作中のカーチスとの空中戦も見どころ満載です。
この作品はですね。非常にラストが印象的。
観てる人次第ですよって感じで終わります。正解がないからこそ、面白く見れる作品。
子供の反応
ブタが主人公なのがいいのか最後まで見てくれました。
やっぱり飛行機と最後のケンカシーンでは画面に釘付けです。
飛行機に乗ってみたい!なんて言ってくれます。
夢を持つことは大事だね。なんて言ってごまかしますが、
夢見る男子のキラキラした目が見れるかもしれません。
キスシーンを見た長男はぐへへな表情でした(これも勉強ですな)。
耳をすませば(1995年)
月島雫は読書が好きな中学3年。ある日、父の勤める図書館で自分が借りた本の読書カードにいずれも「天沢聖司」という人物の名前があることに気がついたことから、自分の中で存在感が膨らんでいき、どんな人なのか思いを馳せる。
感想
こちらは、恋愛作品ですね。
最初は見ず知らずの名前だけを頼りに思いを馳せています。
雫の借りた本の読書カードには天沢聖司という名前が書かれています。
・・・はーん
さては、最初から狙っていたのだね?聖司くん
もうね、これわかるんですよね(憶測だけど)。聖司くんは最初から最後まで好きだったんだこれは。
って視点で見たらものすごく応援したくもなるし、最後も素晴らしい終わり方する。いやぁ大人になるとこの感情が薄れていくのがいやだな。
子供の反応
見てくれはしたものの反応はやっぱりイマイチかな。
バロンがいてくれるから、最後まで見てくれました。
甘酸っぱい恋をした大人向けな感じがします。
もののけ姫(1997年)
中世(室町時代の頃)の日本。エミシの村に住む少年アシタカは、村を襲ったタタリ神と呼ばれる化け物を退治して、右腕に死の呪いを受けてしまう。その正体は、何者かに鉄のつぶてを撃ち込まれ、人への憎しみからタタリ神と化した巨大なイノシシの神(ナゴの守)だった。アシタカは呪いのため村を追われ、呪いを絶つためにもイノシシが来た西の地へと旅立つ。
感想
出ました。もののけ姫
もう何回見てもハラハラドキドキが止まりません。
傑作中の傑作です。
もうね、アシタカが最高なんですよ。声優さんもばっちり決まってるし。
始まりは、今までの雰囲気と少し違う感じで、冒頭で見ている人の心を鷲掴みにする作品。
最初から最後までクライマックス感があって、この映画終わってほしくないって思います。
ちなみにサン可愛い。
作中の伏線をほとんど拾いあげてすっきり終わるのがこの作品のいいところ。
いい世界になったのかはどうかわかりませんが、サンとアシタカがそれぞれ別の道を選択したのがいい方向に向かってくれるだろうと勝手に思った作品です。
子供の反応
小さい子供と一緒に見る時は、注意が必要なシーンはありますけどテレビでもしているからきっと大丈夫です(他人任せ)。
僕の場合は、そのシーンだけ目を覆いました。
動物がたくさんでますし、迫力のあるイノシシたちの突進にわくわくした顔が見れますよ。
ストーリーは、もちろん理解できませんが、子供もしっかり見てくれますよ。久しぶりにいかがでしょうか?
千と千尋の神隠し(2001年)
10歳の少女・千尋は、両親と共に引越し先へと向かう途中、森の中の奇妙なトンネルから通じる無人の街へ迷い込む。そこは、怪物のような姿の八百万の神々が住む世界で、人間が来てはならないところだった。千尋の両親は飲食店で断りもなく飲み食いし、罰として豚にされてしまう。千尋も帰り道を失って消えそうになるが、この世界に住む少年ハクに助けられる。
感想
これこそ、宮崎駿監督ワールド全快ですね。
最初の千尋の両親がブタになったシーンで驚愕したのは僕だけじゃないはず。
ここからどうなっていくんだ?
ハクって結局味方なの?なんて思わせてくれます。
始まりのシーンと終わりのシーンでは、若干背景が異なるのも気になる点ですね。
作中では語られない設定も魅力の一つ一度ネットの憶測を見てみたら全く違う視点で見られる作品です。
子供の反応
子供は、この作品が大好きです。
仮想のキャラクターをあれだけ描けて、魅力的に仕上げてる宮崎駿監督とスタジオジブリのスタッフはすごいですね。
これからこの人どうなるの?
元の世界に帰れるの?
お父さんたちどうなるの?
とか子供も先が気になってしょうがないみたいです。ストーリー自体は分かりやすいけど、子供には見ながら説明してあげました。
ハウルの動く城(2004年)
帽子屋の少女ソフィーは、兵隊にからまれていた所を魔法使いのハウルに助けられる。しかしハウルも、彼をつけ狙う”荒地の魔女”に追われているところだった。その後ハウルと別れたソフィーはその夜、魔女の呪いで90歳の老婆に姿を変えられてしまう。帽子屋に居られなくなり、街を出たソフィーは、荒地で不思議なカカシの”カブ”を助け、彼が連れてきたハウルの動く城に出会う。
感想
すごい面白いんですけど、消化不良感が否めないのが正直な感想。
荒地の魔女が可愛くなるんですけど、荒地の魔女に似たおばあちゃんっているよね?
ハウルの謎めいた行動やソフィーが元に戻れるのかなんて期待せずに見て欲しいですね。
子供の反応
カルシファーに夢中です。
魔法をかけるシーンがお気に入りみたいで楽しんでいました。
後は、荒れ地の魔女が可愛くなったシーンでは、割と心配してくれる。
ジブリの世界観はストーリーは難しくても、しっかりわからないなりに見てくれるのが子供にとっても考える力を与えてくれる素晴らしいものだと思います。
崖の上のポニョ(2008年)
魚の女の子ポニョは、海の女神を母にもち、魔法使いの父に育てられている。ある日、家出をして海岸へやってきたポニョは、空き瓶に頭が挟まっていたところを、保育園児の宗介に助けられる。宗介は魚のポニョが好きになり、ポニョも宗介が好きになる。ところが、娘がいなくなったことに気づいた父により、ポニョは海底に連れ戻されてしまう。
感想
子供向けでもあり、大人向けでもある。
見た目と歌が、大人がとっつきにくい印象ですが見てしまえば面白いです。
海洋生物がキャラクターなので、ポニョと宗介の恋愛物語。
海の壮大さとポニョが人間に憧れ、人間になる条件が宗助からの永遠の愛であった。
ポニョの本名は、ブリュンヒルデといい北欧神話のワルキューレの一人の名前。
僕からしたら、非常に面白い話。絵に騙されずに、見たことない人は是非見て欲しいです。
親子の絆もテーマの一つ(と勝手に思ってる)
ポニョの父親の苦悩が何と言っても、分かるんですよね。きつく当たるけど、実はポニョのことを思って行動するのが親としてはダメだったのかな?みたいに思わせてくれます。
ちなみに、父役フジモトは所ジョージさん。
この声もいいんですよ。
ちなみにアニメーションの数は17万枚!!
アニメーションの原点があるこの作品は力が入っている。
是非とも親子でみて欲しい。
子供の反応
子供の反応としては、海の生き物と急展開する話についていけません。
ですが、海洋生物が動きまわり、知りたい欲が全面に出ています。
特に深海魚がたくさん出てくるので、興味深々で見てくれますよ。
親子で抱き着くシーンなんかは、一緒に近くで見てあげるとなおいいですよ。そのシーンでぎゅっと抱き着いてくれた時には見てよかったと思います。
借り暮らしのアリエッティ2010年
14歳の小人の少女・アリエッティは両親と3人、人間に見られてはいけないという掟の下、郊外にある古い屋敷の床下で人間の生活品を「借り」ながら密かに慎ましく暮らしていた。
彼女が初めての「借り」を夜に控えたある日、人間の少年・翔が療養のため静かなこの屋敷へやってきた。その夜の借りで翔に見つかり、戦利品の角砂糖も逃げる時にうっかり取り落としてしまう。一度、翔の出方をみることにした父・ポッドと彼女だったが、母と大叔母から小人の話をよく聞かされていた翔は3人との接触を試みるようになる。
感想
米林監督がメガホンをとった作品。
宮崎駿監督とは少し違うテイストですが、コミカルな動きと小人と人間の共存を描いた考えさせられる作品です。
風立ちぬ2013年
飛行機に憧れている少年・二郎は、夢に現れた飛行機の設計家・カプローニ伯爵に励まされ、自分も飛行機の設計家になることを志す。青年になった二郎は大学で飛行機の設計を学び、関東大震災で偶然出会った少女・菜穂子と彼女の女中を助ける。二郎は二人を気にかけるが、それきり彼女達とは会うことはなかった。
スタジオジブリらしさはなく、ヒューマンドキュメンタリーとなっています。
子供よりは大人向けとなっています。
感想
スタジオジブリが好きな人は、少し好き嫌いが分かれる作品だと思います。
最後に
スタジオジブリ好きな僕たち親子は、ジブリを見て心が育っています。
宮崎駿監督は、ストーリーも深いけど親子の絆やもしかしたらこんなことがあるの
かも?こんなことあったなって身近にあるテーマが意外に多いと思います。
視点としては、主観的にも見れますし、客観的にも見れるから何度見ても面白いのでしょうね。
もし自分がこのキャラクターだったらどのように行動するのか。なんて思ったりしながら見るとより面白く見れます。
スタジオジブリ最高ですね。
宮崎駿監督も復帰したことですし、また最新作が気になってしょうがないです。
動画配信サービスがあるので過去作品を見返して待つことにしようっと。
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